九州大学大学院 工学研究院 社会基盤部門
建設設計材料工学講座 助教
鋼構造物 維持管理 素地調整 腐食
2016.02 慶尚国立大学(韓国) 工学部土木工学科 卒業
2018.03 九州大学大学院 工学府都市環境システム工学専攻 修士課程修了
2023.03 九州大学大学院 工学府都市環境システム工学専攻 博士後期課程修了
2023.04 九州大学大学院 工学研究院 特任助教
2024.05 ~ 九州大学大学院 工学研究院 助教
鋼構造物の維持管理をするための素地調整法として,現在まで一般的に採用されているブラスト処理が鋼材の表面特性に及ぼす影響について博士号を取得 し,素地調整の品質を高める対策を提案,問題点および限界点を明らかにしている.また,開発されている鋼素地調整の新技術の効果を判断できるベンチマークを提案している.最近,解明してきたブラスト処理による鋼素地表面と除塩・除せいの基本特性をベンチマークとして,混相流体処理による基本特性を表面科学,電気化学,材料科学および力学を横断する学際的視点で分析し,その有用性を定量解明することで,素地調整法の新技術開発し,鋼構造物などへの実装に至るまで幅広い研究に展開していくことを目指している.